シカベイトをリリースするにあたって、釣れる色について改めて考えみました。
ワームと違い、鹿皮では透明ということは不可能なので不透明な色表現になることが前提。
つまり何色にしようと、水中ではシルエットがはっきりくっきりとするわけです。
釣りをしていて、水の色や、ボトムの色、ストラクチャーの色、ウィードの色に対して、馴染ませるのか、際立たせるのか、そして捕食対象の色に合わせるのか、その反対か。
おおよそこういったポイントで使うルアーの色を選んだりしていると思います。
その上で、シカベイトのカラーは馴染む方向が主体になると考えて、ワームで言うグリパン風、スカッパノン風、ウォーターメロン風、ジュンバグ風みたいな感じで様々なカラーをテストをしていきました。
実際どのカラーでも釣果がでて、カラーの選定に迷いつつも、その中でシルエットと見た目にもはっきりするダークブルーはいまいち反応が悪く自分の中ではかなり微妙だ。なんて決めつけていました。
新利根川でのシカベイト・ダークブルー縛り!
しかし新利根川でテストをした時、それをひっくり返すことが起きます。
天気はピーカン晴れの6月。テストに同行したスタッフ三上が使用していた、ダークブルーにバスだけでなく様々な魚種がやたらとバイトしてきたのでした。
この日はダークブルーのカラーだけを使ってみたんだ
惜しくもバスはフッキングしなかったけど一番最初にバイトしてきた
こんなカラーですね、本当に濃紺って色ですね!
水面直下で動かして貰って、観察してみると、確かに濁った水に対してかなりくっきりと、そしてブルーがぼんやりと膨張するように目立っていたのでした。
強くコントラストが出るブラックに、膨張性を足したようなイメージ。
そういうことか。。改めて水の色、ボトムの色との関連性を思い知ることに。
自分のホームの東海エリアでは五三川に似ているけど、ボトムの色は新利根川の方がすこし黒っぽい印象。
いやー奥深い。
いよいよ発売間近!
もっともっと使っていくとまた気付かされることがたくさんあるだろうけど、
こうしてラインナップにダークブルーはエントリーされることとなるのでした。
ルアーの色って本当に奥深いですね。
続く。
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