皆様のお手元に届く前にシカベイトを使うにあたって知っておいてもらいたい重要なことが何点かあります。
自分たちは一から開発しているので当たり前におもっていることでもお客様であるみなさまからははじめてみるルアーだし何がなんだかわからないことが多そうなので要点をわかりやすく下図にまとめてみました。
![シカベイトってなんなんだ?? 10 1f0b5f0b9e0dad2d7b4d0d39f1eab00c 2](https://sikabait.jp/wp-content/uploads/2024/08/1f0b5f0b9e0dad2d7b4d0d39f1eab00c-2-1024x583.png)
針持がよく身切れなどもしないため長期間利用可能(ほぼハードベイト同様)
ラインブレイクでもしない限りロストの確率はかなり低いです。
オフセットフックでのセッティングではずれることもあまりなく針から抜けたこともありません。
もちろんマス針ちょんがけもバーブレスフックでも使わない限り皮がカエシに引っかかるので本当に抜けにくいです。
ストレートフックの通し刺しもどうようです。
また、魚の歯で嚙み切られることもないし、ちょとやそっと引っ張った位では皮が千切れることもありません。
ロックフィッシュやチニングでフグカッターに毎回ワームをやられている時は本当に助かります。
形は違いますがカマス用に作ったものはカマスの歯でも2年間使い続けている位丈夫です。(数百匹は釣っていますw)
また、運もよいと思うのですが自分は今のところロストもゼロです。
もっともPE1.5号に20~30ポンドのリーダーでやりますので根掛かりしてもフックが伸びるか折れるかして回収できています。
もともと、自然界にルアーを残すことを嫌っているのでシカベイトの開発にかかわっているし太いラインやリーダーで回収率も上げるようなスタイルです。
シンカーが岩などに挟まったらアウトかもしれませんね。
ポークより複雑で繊細な形状が可能!
ホーリーダイバーを見て頂ければわかると思いますが自然素材でもほぼ同じ形に製品を安定させることに成功しました。
厳密に言えば厚みは多少変わってしまいますが皮の管理を徹底的にすることでバラつきを極限まで抑え込んでいます。
また、これは自然素材の面白さでもありますが同じ厚みの皮でも柔らかさが違ったりもします。
アクションもほぼ同じになりますが微妙に変わることもあるのでよく出る時も悪く出る時もあるでしょう。
勘違いしないでくださいね、その日その場所で反応しなくても日がかわれば良かったルアーが釣れないことなんてざらですし前日ダメだったルアーで入れ食いなんてことも多々ありましたから。
安心してください、シカベイトは放置でも釣れちゃうマジックルアーですから。
好きな匂いをつけることが可能
ギュッとしぼってガルプ汁でも塩辛の汁でも好きな匂いの液体を染み込ませてくださいw
プラスティックワームと違って完全に染み込みますからかなりの効果が期待できます。
ちなみに集魚剤、フォーミュラ禁止の場所もあるのでその辺は各自気を付けてください。
でも使っていて思うのですが鹿皮自体の匂いに魚が反応してるような気がするんですよ。
だって何もつけてないのに放置でも異常に釣れちゃうんですもの~
ボディの中に物が入る
写真だけでは皆さんわからなかったと思いますがボディにラトルやシンカーを忍ばせることができます( ̄▽ ̄)
ラトルは効きますよ~!
魚のエサや、やろうと思えばイトミミズでも入りますww
大人がバス釣りでやったらあれですけど子供がカサゴ釣りやるときに塩辛入れるのはありかもしれませんww
素材が鹿皮のため熱で縮む
まずこれは、名前から想像がつくと思うけど鹿の皮でできています。
で、この鹿皮っていうのが特徴がありまして高温で縮むんですよ。
60℃以上になると間違いなく縮みます。
ですから真夏にパッケージのままダッシュボードに置きっぱなしとかは危険です。
どのくらい縮むのかというとお湯をかけると焼いたスルメと同じように面白いように縮みますw
カッチカチになりますw
皮に個体差もあるみたいなのではっきり何℃とはわかっていませんが・・・
この特性を利用して小さくて硬いテールや足を作ることもできるので裏技的に使うのもありなんですけどね。
フックセッティング(元々空いてるスリット(穴)以外に刺すことが難しい)
皮自体がかたいので針が刺さりません。
馬鹿力の方なら刺せるかもしれませんが。
ですからワームのようにどこにでも好きなように刺せないのでスリットを設けています。
フックサイズと刺す場所に最初は戸惑うかもしれません。
ホーリーダイバー3.5inchにつきましてはオフセットフック1/0のワイドゲイブがおすすめです。
最初はスリットでも慣れるまで刺しにくいと思います。
この辺はそのうち動画でも説明しようと思います。
保存方法、持ち運び(腐る可能性がある)
使いっぱなしで放置はしないでください。
自然素材なので当たり前といえば当たり前ですが自然界の微生物で分解されます。
ですから釣りから帰ってきたら水道水でよく洗い、保存液(購入時の液体もしくは釣具にシュッ!など)につけておいてください。
ポークを使っている方はポークと同じ入れ物に入れておいてもよいでしょう。
自分は匂いはつけていませんがメイホウから出ているVS-L430 LIQUID PACKに釣具にシュッ!をいれて保管してます。
そのうちオリジナルのケースも作りたいですね。
まとめ
どうでしたか?
なんとなくシカベイト(鹿皮ルアー)がわかってきましたか?
ホーリーダイバー3.5inchは2個セットで2637円(税込み2900円)となってます。
高い~って声も聞こえてきそうですが今までのワームやポークの感覚でみていませんか?
1パック1000円のワームを3パック買って何匹の魚を釣ることができるでしょうか?
シカベイトなら千切れてなくなることがほぼないので永遠につれます。
2個入りにしたのは、凄い釣れてる絶好調の時に、もし万が一ラインブレイクしてロストしてしまってもがっかりして帰るはめにならない為の配慮ですw
プラスティックワームの素材のように安定して買うことができないのと、一つ一つ手作りでの加工がはいるのでどうしてもこの値段になってしまいます。
少し割高になると思いますが子供でも買いやすい1個入りの販売も考えていますし、逆に数多く割安のパッケージも考えています。
ちょっと雑談
色々なことが試せるのも小ロット生産の良いところでもあるので今後も何か良いアイデアがあればすぐにでも実行していきますので皆様からもなにか良いアイデアなどがございましたら教えてください。
些細なことでも構いませんし、こんなルアー作ってほしいなんて意見でもうれしいです。
身分証明ができれば高校生くらいまで学割なんていうのもありかもね~
チャットとかメールとかネット通販とかめんどくさいって方はお電話でもご注文受け付けております。
電話で注文受けるルアーメーカーって聞いたことないから目指しますw
しかもフリーダイヤルなのでお客様に電話代はかかりません!
だから、本気で注文する気のある方だけにしてくださいね(笑)
※お届け先など間違いがないように会話を録音させていただいております。
こっちはwifiならお互いにただですから~w
では
コメント